【リサイクル】リサイクルショップの話題って需要ある?【連載3回目】
どうも、SAIです。
おまたせしました。
「リサイクルショップ」をテーマに連載を行っている記事です。
連載と言いながら、更新はだいぶ遅れてますね。
初めから読みたい方は
前回の記事
前回のあらすじ
前回、フリマアプリの台頭について少しお話させて頂きましたが
フリマアプリはリサイクルショップにどういった影響を与えているのでしょうか。
フリマアプリはCtoCを基本的概念とし、アプリというだけにスマホでの利用に特化しています。
スマホでの利用ということは、簡単、便利でなくてはいけません。
様々な無駄を省き、フリマアプリはそれを見事に落とし込んでいます。
しかし、メリットがある分デメリットもあります。
メリット1
・出品がすごく簡単。出品というより、ゲームのような商品を売れる。
メリット2
・販売されるまでが速い(公式アナウンスでは24時間以内に50%以上)
メリット3
・リサイクルショップで売るよりも高額
メリットを少し掘り下げます。
出品がゲームのような感覚でできるというのは、無駄な工程が徹底的に排除され
作業感が最小限に抑えられているからです。
例えば、ヤフオクの場合、元々パソコンでの作業を主としていたため、設定する部分が多く、作業感がでてしまいます。
もちろんフリマアプリも設定する部分はありますが、元々パソコンの物をスマホ向けに改良したものと、はじめからスマホ向けで作られたUIの差は埋めることができないほど大きな差です。
販売に至るまでのタイムラグはフリマアプリの「メルカリ」の場合、最小で出品した瞬間売れます。フリマアプリなので、競り合うことはありません。
それに対して、ヤフオク!オークション形式の場合、最低2日。オークション形式でも即決価格を設定すれば出品した瞬間に売れます。
オークションで売れやすいものとフリマアプリで売れやすいカテゴリーがあるので一概にはいえませんが、どちらかといえば、フリマアプリの方が売れやすいといった印象です。
デメリット1
・品物が大量にあった場合、すごく大変。
デメリット2
・対応は基本的に個人間なので、トラブルが発生する可能性大
デメリット3
・基本的ルールの他に、サイト毎に独特のルールやマナー、常識が存在する。
デメリットについても少し掘り下げます。
確かに出品は簡単です。
しかし、基本的に出品は1点づつの為、一気に大量の出品ができません。
また、出品数が多くなればなるほど、管理するのが大変になります。場合によっては、リサイクルショップの方が使いやすいと感じる場合もあるでしょう。
また、CtoCでの取引は常に自己責任です。
基本的に運営会社は間に入って解決するようなことはしてくれません。
保証などはありますが、トラブルがあった場合、自分が動かなくてはいけないので
思った以上に時間を取られたり、泣き寝入りしてしまうパターンもあったりします。
もちろんそんな人ばっかりではありませんし、9割くらいの人はちゃんとやってくれますが、そんな環境だからこそ、トラブルを起こすような人は、とても目立ってしまうのです。
誰がやったかはわかりませんが、みんながやっているからという理由で独自ルールで解釈する方も中にはいらっしゃいます。個人間なので仕方ありませんが。
そういう考え方の違いもトラブルの原因となりますので、コミュニケーションを図る上では覚えなくてはいけない事項だったりします。
さて、こういったツールが発達した結果として、わざわざ、重い荷物を持って、お店に足を運んで、安い金額で売る理由がなくなります。
値段がつくものは、ネットで売り、残ったものをリサイクルショップで売る。
とても賢いと思います。逆を言えば、これがリサイクルショップの現状であり、残り物しかこないルートが完成してしまったんですね。
その為、いい物が来たら、なるべく高い値段をつけて買わないと買えない状況になっています。しかし、時代は流れているにも関わらず、内部の買取システムは相変わらず旧態依然なので、いいものを売ってくれるはずがありません。
しかし、余りに高く買ってしまうと、リサイクルショップの一つの醍醐味である「安さ」が失われます。ここが、リサイクルショップの最大のジレンマのひとつです。
これを解決するヒントとしては、今GEOさんでも少しやっていますが、ポイント買取ですね。
例えば、「現金買取の場合は18,000円、ポイント買取なら20,000円分のポイント」
ただ、個人的にはこんな小賢しいことしてないで、現金で20,000円払っちゃえばいいじゃんwって思うんですが、まあそうもいかないのです。
続きは次回
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