【ヤフオク!】実際にあったネットトラブル解決!交渉力をつける方法!【ケース4】
どうも、SAIです。
「ネットトラブル」をテーマにしている連載型記事です。
年間1500件以上のネット取引を経験していた私の体験記でもあります。
前回のケースはこちら
【ケース3あらすじ】
私が先方様の大切なお名前を間違ってしまい、先方様げきおこ!
違うだろぉぉぉ!?このハァゲェーーーー!とまるで話題の豊田真由子議員の如く私にバイオレンス・パワハラ(スタンド名)をけしかけ、気付いたら私もスタンド使いになっていたお話です。
トラブル解決術は交渉力にありー前回の蛇足ー
名前を間違えることは重大なミスです。
しかし、間違わせないようにするのも重要だと思います。
例えば、ケース3のようにな名字と名前の間隔もそうですし、読み方も特殊なものあります。キラキラネームっていうですかね?
いや、読めねーよ!って漢字がたまーにありますw
ヤフオク!では相手に自分の名前や住所を記入する項目の中に、名前のフリガナを記入する項目があるんですが、その項目は必須ではないんです。なので、省略してしまう方が10~20人に1人くらいの割合でいらっしゃいます。普段はいいんです。99%読めるから。その残りの1%に厄介なものがあり、ぐぬぬ・・・と頭を悩ませる時期もありました。
しかし、今は入力されているものをそのままコピペで記載するのでそういうストレスはほぼなくなりました。いや~伝票印刷システムって便利ですね!っていう蛇足です。
実際にあったとんでもないネットトラブル
「ケース4:ペテルギウス・ロマネコンティ」
数多くの取引を行っていると、年に 1~2件くらい、なんとも言えない無茶苦茶なお問い合わせがあったりなかったりします。内容としては千差万別ですが、なかなかハードな内容なこともあったりなかったり。
そう語るのは、年間1500件以上のネット取引を行っている、SAIさん。
その仕事の舞台裏とは。
プロジェクトS
かっぜのかのすーばるー、すんなのなかのぎーんがー、みっんなどこへいぃぃたぁーみまもーられるこっともなくぅー
私は憤慨している。
その言葉でこの物語は始まる。
憤慨しているとともに悪いの評価を頂いた。
つまり、ムカ着火インフェルノォォォオオオくらいの激怒具合であろう。
ゴミを売りつけられたと同じだとまで言われた。
しかしなぜ、先方様はここまで激怒しているのだろうか。
それは、商品が動かなかったからだということであった。
・・・商品が動かない。それが本当であるなら由々しき事態である。
なぜなら、私たちは動かない商品を動くと偽り、先方へ売ってしまったのだから。
なお、動かなかった商品は筋肉や脂肪を「超音波」の振動で揺らすもの(以下、超音波発生器)であった。
皆様は「超音波」をご存知だろうか。
夜の使者「コウモリ」が出すといわれる「アレ的なヤツ」である。
ちなみに世界で一番大きいコウモリである「オオコウモリ」は気持ち悪いくらい大きいのでググってみて欲しい。翼膜がビニール素材にしかみえない。
さて、一般的に「超音波」とは人間が聞き取ることのできない高い音波振動のことで、音は出てるし、音として振動もしてるけど、聞こえないからわからないだけである。
それはまるで、幽霊。見えないけど確かにそこにいる的なアレ。
人間の可聴領域は20Hz~2万Hzで、1万Hz以降はだんだんと聞こえなくなり、年齢と共に聞こえなくなる音で有名な「モスキート音」はだいたい1.9万Hz。聴こえない人にとってはモスキート音でも十分に超音波の域と言えるだろう。
コウモリは20万Hzまで聞き取ることができるそうだ。
さぞコウモリにはうるさい世界であろうと思って頂いた心優しい地球人も多いと思うが、音の大きさの単位は「dB(デシベル)」で、またちょっと異なるので今回は割愛させて頂く。
今更な話ではあるが、「音」の正体が「波」であることは周知の事実であると思う。
その「波」とは「振動」のことであり、空気が振動し、波を形成することで、音として我々に認識されている。
音をあらわす単位として、先ほども利用した「Hz(ヘルツ)」というものがあるがこのHzは「1秒間に振動または周波している回数」で決まる。音でいえば1Hz=1秒間に1回振動しているということ。
パソコンゲームなどをしている人はなんとなく聞いたことがある単位だと思うが、ゲーミングモニターで普及している「144Hzモニター」は1秒間に144の画像が周波しているということである。一般的なパソコンは1秒間に60~70コマ、フィルム映画は24コマなのでその抜群なフレームレートが体験できること間違い無しである。
BenQ ゲーミングモニター ディスプレイ ZOWIE XL2411 24インチ/フルHD/144Hz/1ms
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「超音波」とは人間の可聴領域より上の2万Hzより上の領域で音が出ていることになるので「1秒間に2万回以上振動している」ことになる。
これがどれくらいすごいのか。
かの有名な高橋名人は1秒間に16連射できたそうだ。つまり16Hz。
・・・次元が違うとはこのことだろう。
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話を戻すと、先方が購入した超音波発生器は、「秒間2万回以上振動する音を発生させている機器」ということである。大事なのは、音を出しているだけということ。決して振動しているわけではない。振動するだけなら、EMSで十分。
スピーカーをイメージしてもらうとわかりやすいと思うが、音は出ているが目に見えて振動しているわけではない。しかし、水を近くに置くと振動していることがわかる。
音を出しているだけなので、体感としては、振動してすらいないのはお分かり頂けるだろう。機器に水を垂らせば、振動していることを認識できることは動作確認として行っており、間違いなく動作品であった。
それが、動かない。
はて。
困ったものだ。
しかも、動かないと報告頂いたのは購入されたから1か月後であった。
さて。
さらに困ったものだ。
長期の出張で、1週間以内に動作確認ができなかったということであった。
事情は分かったが、返品返金対応はしないことを前提に対応した。
しかし、先方様から返信はなかった。
先方様はEMSのように、振動が体感できると思っていたのだろうか。
それとも、本当に電源が入らなかったのか。
顔真っ赤なのだろうか。
今ではもうわからないことだが、私たちにとってみれば、無茶苦茶な話だ。
なぜ、人はあんなにも、感情をコントロールできないのだろうか。
冷静になれば、少ないやり取りで済むはずなのに。
私たちは鬼でもなければ畜生でもない。
そんなに私たちの言葉は心に響かないのだろうか。
怠惰ですねぇ。
脳が震えるっ!
魂がふるえるどうかは、個人差があります。
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